エンザイム(酵素)が多く含まれている食べ物はたくさんありますが、基本的には「加熱していない生の食べ物」と思って良いです。

でも、実は意外な「生ではない食べ物」にもエンザイム(酵素)が多く含まれているんです。日本人が好きな「ある保存食・発酵食品」です。

では、ちょっとその答えの前に「そもそもエンザイム(酵素)って何?食べると何が良いの?」というおさらいをしておきましょう。その後に詳しい食べ物の紹介をいたします。

家族で食事している風景の画像写真

エンザイム(酵素)というのは、あなたや家族の身体に絶対に必要なもので、これが無くなった瞬間、人間は死んでしまいます。

物事を考えたり、手足を動かしたり、心臓や肺を動かしたり、食べ物を消化したり、新陳代謝を行ったり・・・という、人間の生命活動全てにエンザイム(酵素)が必要なんです。

エンザイム(酵素)の元は一つなのですが、それを消化酵素にしたり、代謝酵素にしたり、神経伝達酵素に変えて使うのです。厳密に分けると、人類が分かっているだけで数百種類もあります。

このエンザイム(酵素)ですが、人間は自分で生成することができます。すい臓で大元を作って、そこから消化用に変えたり代謝用などに変えます。

「自分で作れるんだったら食べ物から摂らなくても良いでしょ?」と思われるかもしれません。

しかし、本来人間は自分の体内で作るエンザイム(酵素)だけでは足りなくて、食べ物から摂取するエンザイム(酵素)で補助しなければいけないのです。

もともと人間は、動物と同じように「生の食べ物」だけを食べてきました。肉も野菜も果物も、狩猟採集で得た食料を何万年も生で食べ続けてきたのです。

野菜・果物の画像写真いつもエンザイム(酵素)たっぷりの食事をして、不足はありませんでした。しかし・・・

現代はどうでしょう。あなたや家族は、毎日どれだけの「生の食べ物」を食べていますか?・・

ほとんど食べていないんです。

でも、エンザイム(酵素)が必要な量は変わらないどころか増えているのです。高度な文明社会・競争社会の中で、脳や思考はフル回転で疲れ切っています・・飽食の時代で暴飲暴食・・

これではエンザイム(酵素)を作ってくれる「すい臓さん」は疲れ果てているのです。アメリカ人は、数十年間の2倍にも「すい臓」が膨れ上がっているというデータがあります。日本でも最近「すい炎」なんていう病名をよく聞きますよね。ものすごい負担がかかっているのです。

さて、ではエンザイム(酵素)を一番消費する活動って何だと思いますか?

実は食べ物の消化なんです。

だから大食いの人は寿命が短いんです。

だから、たくさん食べすぎた後って、頭がボーッとして体がだるく眠くなり活動がにぶりますよね。消化というのはものすごいエネルギーを使っているわけです。

ちなみに、良く噛まないで食べることも同じです。しっかりたくさん噛んで唾液が出ると、胃酸や消化酵素をたくさん出さなくても済むからです。胸やけなんかも治ります。

そして大切なことは、食べ物からエンザイム(酵素)をタップリ摂って、身体の負担を減らすということです。その分長生きできますし、思考や運動・美容など他の活動にエンザイム(酵素)を使えるからです。

では、そのエンザイム(酵素)を摂るためには何を食べれば良いでしょうか。

まずは生の食べ物全般です。自然界に存在する生物で48度以上の熱を加えていないものには、エンザイム(酵素)が含まれています。熱を加えると成分が消えてしまうんです。

生肉・生野菜・フルーツ全般です。日本人が好きな「お刺身」だって生肉です。生卵もそうです。

そして、意外なことに「生ではない物」にも含まれています。それは発酵食品です。美容法の実践

例えば、納豆・生みそ・キムチなどです。

納豆は大豆を水で戻して茹でますので、エンザイム(酵素)も消えていそうなものですが、納豆菌をはじめとする発酵菌がエンザイム(酵素)を作ってくれるんですね。

「生野菜は体が冷える」という人もいますが、実はこれは間違いです。

エンザイム(酵素)が代謝酵素に変わるので、基礎体温が上がります。お肌や髪がキレイになり、骨も筋肉もしっかり作られます。ダイエットで痩せることもできますし、免疫力がアップするんです。

「生野菜は体が冷える」が本当だったら、草食動物はみんな冷え性になってしまいます(笑) 冷蔵庫でキンキンに冷えた物を、そのままバクバク食べるから胃腸が冷えちゃう・・それだけのことです。

生野菜・生の魚介類・生のフルーツ・発酵食品をベースにして、サプリメントで補助しても良いです。




 

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