生理の症状で病気が分かります。まず、生理というのは、本来は痛みはありません。排卵が起こり、子宮内の古くなった膜が剥がれ落ちて出てくるだけです。
もちろん、出血があったり米粒くらいの粘膜のツブは混じるので、不快感はあります。でも、生理の症状として痛みがあるのは本当は異常なのです。
他には、めまいや動悸などの貧血の症状や、便秘・オシッコが近い、ニキビ、多汗症、のぼせ、などの症状も生理の時に出る場合がありますが、イライラするほどの症状は、やっぱり異常なことなのです。
しかし、あなたを含む多くの女性が、「生理痛は当たり前」「めまいも便秘も当たり前」と勘違いしてガマンしてしまっているのです。または鎮痛剤で対処していますよね。
あるいは逆に、生理が起こらない無月経や周期の遅れ・生理期間が短すぎる場合は、症状が無く出血も少ないので「楽で良いや♪」と思ってしまうのですが、これもとても危険なのです。
過多月経で生理痛や出血が多いのも問題ですし、過少月経・過短月経も問題なのです。
それらの症状は病気だからです。
子宮内膜症や子宮筋腫、ホルモン機能不全症などの病気なのです。いずれも、ホルモンバランスが崩れていることが原因です。
このままでは、あなたは赤ちゃんが産めない体になり、癌などの成人病を招きます。そして、お肌や髪がガサガサになり、骨がもろくなってしまうのです。
20代・30代で老婆のようになりたいですか?(-_-;)
嫌ですよね。だったら、しっかり学んで改善しないといけません。
【生理が過多月経の場合の症状】
まず、過多月経からお話しましょう。これは、生理の出血が多すぎる・生理期間が長い・生理痛の症状が起こります。
ナプキンを1時間ごとに換えないと間に合わない・・トイレに座った時にサーッと血が流れる・・2センチくらいの血の塊が二日間以上出る・・生理が8日以上続く・・
ということが目安です。
出血量が多かったり、大きな血のかたまりが子宮頸管の通路を無理やり通ろうとするので、生理痛の症状も出ます。
そして血の量が足りなく、血圧が低くなるので貧血の症状が出ます。
【生理が過少月経・過短月経の場合の症状】
ほとんど出血がなく、生理痛の症状もない・・生理の期間が4日以下で終わってしまう・・前回の生理が始まった日から、次の生理が始まる日までの周期が40日以上ある・・
これらに当てはまるのは、過少月経・過短月経の場合の症状です。わずらわしい生理がないので「ラッキー♪」と思ったら大間違いです。女性ホルモンが足りなくなっていますから、骨・皮膚・髪がスカスカでボロボロになってしまうのです。
【子宮筋腫・子宮内膜症の場合の症状】
まず子宮内膜症です。本来は子宮の中だけに存在する特殊な膜が、腸の周りや膀胱の周りなどにもできてしまう病気です。子宮内膜細胞を含んだ経血が、卵管采から漏れてお腹の中で定着して膜を作ってしまうんです。もともとは過多月経です。
子宮と関係ない場所の粘膜が剥がれて出血するわけですので、それは痛いはずです。また、出血しても行き場所がないのでお腹の中で血豆のように固まってしまい、周辺とくっ付いてしまうので、動いて剥がれた時に激痛の症状が出ます。
そして、子宮筋腫でコブが大きく盛り上がってしまうと、子宮の内膜の面積も大きくなるので、経血の量や剥がれ落ちる粘膜が多くなり、子宮頸管の通路に詰まってしまえば、これも生理痛の症状になります。
また、子宮筋腫のコブは、キノコ状に茎ができる場合もあります。この場合は、よじれるケースが多いので慢性的に痛みや不正出血の症状が起こります。
以上が生理の症状ですが、ガマンも楽観もいけません。ホルモンバランスの乱れは、美容と健康全体が崩れてしまいます。取り返しのつかない成人病や不妊症を引き起こします。
そして、ホルモンバランスが乱れる原因は、あなたの生活習慣が悪いからなんです。食べ物・飲み物、ストレス・睡眠、運動不足・激しすぎる運動、それらがホルモンバランスを崩してしまっているのです・・
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