生理の予定日が狂ってしまう原因と、生理不順の治し方について解説していきますが、まずは生理の正しい周期の数え方を知っておきましょう。

ほぼ1か月おきに生理が起こることから、「月経」と呼ぶわけですが、「前回の生理が終わった日」から数えるのではありません。間違っている人が多いです。

生理痛でお腹を触っている画像

「前回の生理が始まった日」から「今回の生理が始まる日」までの日数を数えてください。

それがあなたの生理の周期であり、次の予定日を知る方法です。

そして、正しい生理の周期ですが、「25日から38日」と少し幅が広くなっています。「1か月キッチリじゃないからダメ・・」ということではありません。

例えば、先月の生理が始まった日が15日だったとしましょう。そうすれば、今月は10日から23日の中で生理が始まれば正常ということになります。

それよりも早く生理が始まったら「頻発月経」になりますし、遅く始まったら「稀発月経」ということになります。

毎月毎月必ず同じ日・・あるいは同じ周期で・・ということはまずありません。

生理をコントロールするのは、脳の視床下部という場所からの信号で女性ホルモンの分泌が変わっていくのですが、視床下部は感情によって変わる大脳皮質などからの影響を大きく受けます。

うつ病でだるそうにしている人の写真その時の体調・精神状態・ストレスの蓄積や栄養バランスなどで、ホルモンバランスは変化しやすいのです。周期が毎回変わっても心配は要りません。

ただし、お話したように25日から38日の間隔に入っていない人は要注意です。そして、毎回どんどん周期が遅れていって、生理予定日になってもなかなか来ない場合も要注意です。

特に、ダイエットや過度な運動で体重が落ちていく・・ストレスがたまってドンドン辛くなっていく・・それにともなって生理までの周期が長くなっていく・・これは危険です。

排卵がない「無月経」は、ホルモンバランスが崩れています。そのままの状態で放置すると、骨粗しょう症になったり、お肌や髪の毛がボロボロになる、めまい・多汗症・のぼせなど、更年期障害と同じことになってしまうんです。最悪は、子宮が縮小して赤ちゃんを産めない体になってしまいます。

そして、実は生理周期が短すぎる「頻発月経」も、排卵が起きていないケースが多いです。卵胞ホルモンのバランスが崩れて途中で卵胞の成長が止まってしまうと、月経の周期を待たないで子宮内膜をはがしてしまうので、少量の出血をともない早々に生理が終わってしまうわけです。

生理と生理の間に不正出血を起こすのも同じ理由で、卵胞ホルモンのバランスが乱れることで起こります。

では、その女性ホルモンのバランスを崩している原因は何でしょう・・

夫婦と子供で食事している風景の画像写真それが「現代人の悪い生活習慣」なのです。

食べ物が良くない・無理なダイエット・ストレス・睡眠不足・過度な運動や運動不足などによるものです。

特に食べ物です。インスタントやレトルト食品を好んで食べてませんか?・・コーラやジュースやお菓子を好んでませんか?・・

添加物・合成保存料・化学調味料などは、ゼノエストロゲンという偽物の女性ホルモンが多く含まれています。それが含まれているエサを食べた家畜のお肉なんかもそうです。

女性本来の、正しいホルモンバランスが保てなくなっているんです・・

 >> 生理痛や生理不順になる体質を根本からキッチリ治してしまう方法!




 

生理の予定日が狂ってしまう原因と生理不順の治し方」の解説ページです。