子宮筋腫とは、「筋肉のコブ」のことです。腫瘍そのものは良性で、ガンになることはないのですが、問題は生理時の痛みや慢性的に痛むこと、そして不妊症の原因になることです。
手術はお金もかかるし妊娠できなくなるリスクが高いわけですが、自分で治せる民間療法もちゃんとありますので、しっかり学んで治療や予防をしていきましょう。
子宮筋腫は30歳代以降に多い病気ですが、最近は20代や10代でも多くなってきています。現代女性は、初経が早くから始まっているからです。
【子宮筋腫の症状】
子宮筋腫の初期段階では症状はありませんが、大きくなってくるにつれて生理痛がひどくなってきます。
筋腫そのものが痛みを出すのではなく、筋腫が大きく膨らむことによって子宮内膜の面積も大きくなり、結果的に経血や内膜の剥がれる量が多くなるからです。過多月経ということです。
そうなると、息切れ・めまい・動悸などの貧血の症状が表れることがあります。
そして筋腫が大きくなると、周囲を圧迫しますので、頻尿や便秘、腰痛や下腹部痛が慢性化することがあります。
また、子宮頸管付近に筋腫ができると膣への通路が狭くなるので、剥がれた粘膜や経血がスムーズに排出できず、痛みが増してしまうのです。
他には、ポリープ状に飛び出したり、キノコのような形で茎が付くタイプの子宮筋腫があります。この場合は、お腹の中でねじれたりするので、それだけで痛みが出ます。これも生理時以外でも慢性的に痛みが出るタイプです。
【子宮筋腫の原因】
もともと筋腫の芽（肉腫細胞）は、生まれつき持っている人が多いのですが、卵胞ホルモンが多い場合に筋腫が成長し大きくなることが分かっています。
つまり、ホルモンバランスが崩れることが子宮筋腫の原因なのです。
そしてホルモンバランスを崩してしまう根本原因は何でしょうか？・・ズバリ、あなたの生活習慣なのです。
食事の栄養バランス・ストレス・睡眠・運動、これらの質が悪いからです。
【子宮筋腫の治療】
子宮筋腫の治療には３つ方法があります。お薬で治療するか、手術で摘出するか、民間療法であなた自身で治すか・・になります。
まずお薬です。痛みを取る対処療法とホルモン治療をするという二つの方向性があります。
対処療法では、鎮痛薬・造血剤・ピルなどを使用して症状を軽くする療法です。ホルモン治療のお薬は、ＧｎＲＨアゴニストを使い、卵胞ホルモンの分泌を抑える方法です。
しかし、この治療法の欠点は更年期障害です。結局は閉経させているのと同じことになるからです。
骨粗しょう症になったり、肌や髪がボロボロになる・・イライラ・動悸息切れ・のぼせや多汗症などの副作用をともないます。
そして、お薬での治療は根本原因を治していませんので、お薬を止めれば再発します。
次に手術療法です。子宮筋腫を切除する摘出手術になりますが、筋腫だけ取っても実は肉腫の芽が残っているので、また半年くらいでコブが出てくるので、基本的には応急処置になります。
完治させるには、子宮ごと全摘出しなければいけませんが、そうなればもう赤ちゃんは産めなくなってしまいます。
ですので、結局は根本原因をあなた自身で治さなければいけないのです。ホルモンバランスを崩しているのは、あなたの生活習慣なわけです。
特に気を付けたいのが、食べ物です。現代はインスタント食品・レトルト食品・添加物だらけですね。
合成調味料・保存料・着色料などには、ゼノエストロゲンなど偽物の女性ホルモンが含まれているのです。
注射や投薬を受けている家畜のお肉なんかも同じです。家畜のエサの農薬や添加物や保存料までが、全て蓄積されたお肉をあなたは食べているわけです。
アメリカなどでは、３歳の子が初経になるなど、恐ろしいことが起こっています。
天然の食材・調味料・お魚などを意識して選んでください。インスタント食品・レトルト食品・ジュースやお菓子も気を付けてください。
そして、ストレス発散し睡眠をしっかりとってウォーキングなどの軽い運動をすれば、子宮筋腫や内膜症が原因の生理痛や、不妊症などは治ってしまうのです。
もちろん、美容にだってダイエットにだって良いですよ♪
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