不妊になる女性側の原因を解説いたします。

女性側の場合は問題の項目がたくさんありますので、それだけ大変なのですが、でも全体的に共通する根本原因は血行不良であったりホルモンバランスの問題がほとんどですので、生活習慣をちゃんと整えていけば不妊は治りますので、心配しないで勉強と実践を続けてくださいね(^_^)

では、不妊になる女性側の原因を項目別に見ていきましょう。

【受精するための環境が悪い原因】

不妊女性の解説の画像1、卵子が成熟してくれない

無卵ではなく「未熟卵」という問題になります。女性は生まれつき卵巣の中に大量の卵の素になる原始卵胞を持っているわけですが、数種類のホルモンバランスが悪くて正常に働いてくれないと、赤ちゃんを作れるだけの立派な卵子に成熟できないのです。

2、卵子が卵管に入っていけない

排卵によって卵巣から飛び出した成熟卵は、イソギンチャクのような形の卵管采(らんかんさい)が上手くつかんで卵管内に送りこんであげないといけません。

受精はこの卵管でだけ起きる現象ですので、まずこの卵管采がしっかり成熟卵子をつかみ取ってくれないと、お腹の中に落としてしまうのです。当然、せっかく精子が入ってきても「相手が居ない!」となってしまいます。

3、卵子が卵管を通れない

卵管采が上手く卵子を捕まえて卵管内に入れました・・・

でも卵管がふさがっていたり、細すぎると卵子が子宮まで進めなくなってしまいます。精子と出会える場所までたどり着けなかったり、せっかく受精しても卵子が子宮までたどり着けないのです。

4、子宮の入り口で精子をとり込めない

そもそも、精子は膣内なら子宮に入って卵管までたどり着けないと、卵子と受精できません。

膣内から子宮への入り口付近は、粘液を分泌して精子の移動を助けてあげないと入って来れないのです。膣頸粘液の分泌不足が原因です。

【受精はできたのに着床する環境が悪い原因】

せっかく苦労して精子と卵子が出会い受精までできても、受精卵が子宮内に着床できないと妊娠になりません。

この着床を拒むのが、ホルモンバランスや血行が悪かったりすることです。そして、子宮内膜症や子宮内炎症が起こっていても着床することができなくなります。

また、子宮筋腫も発生する場所によっては受精卵の着床を妨げてしまいます。

【着床はできたのに胎盤が育つ環境が悪い原因】

せっかく着床までできたのに、胎盤が育たない場合があります。ホルモンバランスの異常、子宮内膜症、子宮筋腫、血行不良、貧血、免疫リンパ球の異常など、体全体の健康が整っていないと、最後の最後で胎児が育てられないのです。

不妊原因を治療して妊娠した女性の写真でもこれも、母体の安全を守るための大切な機能でもあるわけです。

薬や人工受精で無理やり妊娠できたとしても、育てるのは試験管ではなく女性の体内です。

ストレス解消・栄養バランス・睡眠・有酸素運動、これらが全て整っていれば、簡単に妊娠できるんです。胎児の発育もちゃんとできるんです。

不妊になる女性側の原因は、ほぼ100%が生活習慣なのです。

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