口臭を消す応急処置法を覚えておくと便利です。「歯ブラシや歯磨き粉が無い・・マウスウォッシュもガムも忘れちゃった・・」という時に便利です。
口の中は、放置しておくと舌の表面に白いコケみたいなものが付きますよね。その名の通り「舌苔」(ぜったい)と呼ばれます。
この舌苔は、新陳代謝で剥がれ落ちた古い角質層や食べ物をバクテリアが分解してできた物です。とても嫌な口臭の原因になります。
もし、ティッシュを持っていたら、舌苔をティッシュで拭き取りましょう。もし持っていなければ、爪で優しく舌の奥の方から手前に掻き出してください。
そして、その後に唾液の分泌体操をしましょう。唾液は、口の中の汚れや雑菌を洗い流し、殺菌作用もあります。
唾液の分泌体操は簡単です。口を閉じて、ニッと横に引っ張る→口先をとがらせる→またニッと横に引っ張り→口先をとがらせる・・
さらに、口を閉じたまま舌の先で上アゴの天井全体をグルグル回すように触っていきます。
これで唾液腺が刺激されていっぱい出てきます。
口臭の原因が口の中だった場合は、これで応急処置ができます。
もちろん、根本的に治すためには歯周病の治療が必要ですし、口の中を治しても口臭が消えない場合は、胃腸・肝臓・肺・鼻やノドの病気の可能性がありますので、必ず体質改善療法を行いましょう。