寒い冬は手足が冷えてなかなか寝付けませんよね。特に冷え性の方は、冬に限らずいつもツライ思いをしていると思います。
寝不足はとても体に悪いです。朝起きれなかったり日中ボーッとするだけでなく、免疫力が落ちて病気になりやすいです。寝不足で癌になる人までいるんです。
では、冷え性の方はどうやったら気持ち良く眠れるか・・ですが、外から手足を温める方法は実は良くないんです。ホットカーペットやコタツで温めて寝ようとする人がいますが、間違いなのです。
それを続けてしまうと、体は余計に体温調節の機能が衰えて、さらに冷え性になってしまうのです。
そこで行ってほしいのが、手足のパタパタ運動です。
手首や足首を、曲げて→伸ばす→曲げて→伸ばす・・というこのパタパタした動きを、ゆっくり続けてほしいのです。
これをやると、血管が伸び縮みして血行がとても良くなるのです。これによって、体の末端である手足の血流が良くなり温まるのですが、同時に、体の深部体温(体の中心部の温度)を下げるのです。
冷たかった手足に温かい血流が流れる・・ということは、冷たかった血流が心臓に戻ることになります。つまり体の中心部の温度が下がるわけです。
実は人間は、眠る前に深部体温が下がり、眠気が増すような仕組みになっています。
だから、眠くなると体が一時的に熱くなることがありますが、あれは体表面の温度を上げて発汗し、深部体温を下げるための働きなのです。
ですので、このパタパタ運動で手足が温まって気持ちが良くなると同時に、体の深部体温が下がって眠くなる・・まさに一石二鳥なのです。
そして、体を動かすことと、代謝も上がるので自律神経のバランスが整い免疫力も上がり、一石三鳥なのです。
夜に手足が冷えて眠れない場合は、ぜひ試してください。
参考になるサイト:生きる目的バイブル