ダイエット方法には、「食事・運動・睡眠・ストレス解消」が全て重要になってきます。
ダイエット方法と聞くと、「食べなきゃ良いんでしょ」「運動すれば良いんでしょ」と断片的にとらえる方がいますが、危険ですので絶対に止めてください。
そして、「睡眠とかストレスなんてダイエットには関係ないでしょ」と思われる方がいますが、これも間違いなのです。
むしろ、ストレスが肥満に大きく関わっていることを今日ここで学んでください。
たまに「ストレス太り」という言葉を聞くことがあると思いますが、あれは本当の話なのです。ストレスでイライラして食べ過ぎる・・という面もあるのですが、ストレスで自律神経やホルモンバランスが崩れる結果、太ってしまうのです。
意外ですが、科学的に証明されている事実です。
自律神経やホルモンバランスというのは、人間の健康そのものなんです。
心拍や呼吸、病気と闘う免疫、排泄や新陳代謝、エネルギーの吸収・・・全てあなたの体が自動的にやってくれていますよね。それをやってくれているのが、自律神経です。
ストレスはその自律神経のバランスを崩してしまうのです。自律神経が不調になるとホルモンバランスも不調になります。ホルモンバランスが不調になると、体のあらゆる機能が不調になるのです。ガンの原因にもなります。
ホルモンバランスの乱れによって、血糖値が上がる→糖を脂肪に変え体内にため込む・・
同時に代謝が悪くなるので更に脂肪やコレステロールが蓄積される・・
ということが起こるのです。
【腸が自律神経やホルモンバランスを整えている】
例えば、よく「ダイエット方法のおすすめは食物繊維を食べることです」なんて言われますね。
もちろんカロリーが少ない食事なので太りにくいのは確かなのですが、それだけが痩せる要因ではないのです。
食物繊維を食べることによって、腸の運動が活発になり調子が整うのですが、それによって自律神経も整うのです。
意外ですよね(^_^)
「腸は第二の脳」と言われるくらい神経細胞が多く、重要な役割を果たしています。なんと、免疫やホルモンの約80%が腸で作られているのです!
大豆食品・キノコ類・海藻類・根菜類をたっぷり食べて、食物繊維で腸を元気にしてあげてください。それだけでもダイエットできますよ。
そして、インスタント食品やファーストフードなどの添加物も避けてください。実は人間の「疲労」のなかで最も大きいのは、「食べた物の消化」なのです。驚きますよね。
自然には無い化学物質は、消化にとってとても負担が大きいのです。これもストレスになっていて、自律神経やホルモンバランスを崩してしまうのです。
単品食事ダイエットも止めましょう。トマトダイエット・バナナダイエットなどもありましたが、栄養のバランスが崩れて太るだけです。甘みがあって美味しいトマトは、糖分たっぷりです。バナナなんて単純糖質・炭水化物のかたまりです(笑)
【疲れる運動はダイエット方法には向かない】
ストレスもためないこと・・仕事も少しセーブして、仕事以外の事も抱え込み過ぎない・・いっぱい働いても、せめて睡眠を多くとる・・ウォーキングをする・・それだけでも違ってきます。
ダイエット方法のための運動も、疲れることはしなくて良いのです。
よくジョギングをする人を見かけますが、もちろん走ることが大好きな方には「止めろ」とは言えないですが、最終的には関節を痛めて続けられなくなります。
そして、ジョギングや水泳もそうですが、苦しくて疲れるので体も心も続けることを拒否するのです。
人間が運動をすると、最初の30分は血液中の糖分などをエネルギーにします。そして、それを使い切った30分後くらいから、今度は体に貯めてあった脂肪をエネルギーに変えて使うのです。
ですので、少なくとも1時間くらいは休みなく運動を続けないと痩せることは出来ません。
1時間休みなくジョギングや水泳を続けられますか?
無理なんです。
だから、一番良いのは歩くことです。
犬を飼っている方なら楽しく散歩できます。そうでない方は携帯端末を持って行って、音声の教材や音楽・ラジオでも聞きながら歩きましょう。やってみると感じますが、時間も忘れてとても楽にウォーキング出来るんです。
私の人生は、ずっと風邪を引きやすく太り気味でしたが、食事を整え毎日1時間歩くようになってから、ダイエットに成功し、おまけに健康体にもなれたのです。
1年間一度も風邪をひきませんでした。こんな経験、人生で初めてです(^_^)